OMAPAN POINT

見た目はただのパンツ、機能満載の2枚合体型

特許出願中/意匠登録出願中

内側パンツ

INSIDE

[1層目]拡散層

下痢の水分量や排出速度は、体調や体質によって予想が付きません。その為、一点(おしりの穴から)集中&大量放出の場合、思わぬパンツやズボンへの漏れを生じさせます。そこで、放出物を最大限拡散させるのが一次受けとなる分散層の役割です。

[2層目]吸水層

二次受けは、吸水ポリマー(水分子を含むと膨張する性質)一切不使用ながら、一般的な紙オムツ1回分同量の保水量150ccを誇る吸水層です。左右の広範囲配備だけでなく、座り状態対策として後部は尾てい骨上までをカバーする安心設計となっています。

[3–4層目]防水加工層

内側パンツの一番外側にあたる防水加工層。150ccの水分を吸水層に保水させながら、更に外部へ染み出さない防水構造になっています。この層がOMAPANコンセプトの「水分を包む」を担っています。

外側パンツ

OUTSIDE

[5層目]防臭層

他人からの見た目となる1番外側の5層目。一見、内側パンツを隠すボクサーパンツ役ながら、実際は5大排泄臭(=うんち臭)の防臭性能を持つ高機能素材です。排泄臭が5層目を通過すると、消臭性検査の検証結果のとおり臭気が激減します。この層がOMAPANコンセプトの「臭いを包む」を担っています。

※オナラ臭にも完全対応。

ディティール

DETAIL

サイド窮屈緩和ゾーン

3~4層目の防水加工層が伸びない素材のため、両サイドには穿き心地に配慮した伸縮素材を使用。ただし、この伸縮素材部にまで水分が到達すると溢れ出るリスクが高く、穿き心地と溢れるリスクの絶妙な生地バランス比となっています。

エンドゾーン

一般的なパンツには存在しない締付け感ある水分吸収素材を使用。ここが漏れ防止の砦となります。この締付け感は着用後1時間程度で馴染みますが、もし窮屈さが持続する場合はサイズ違いの可能性がある為、ご使用をお控え下さい。

※洗濯後にも多少伸びます。
※着用サイズは太もも部で合わせて下さい。

ダミー窓

内側パンツの正面中央ボケット部は防臭&防水の強化策として完全封鎖し、安全性を担保しています。一方、他人の目に晒される外側パンツには普通のボクサーパンツに見せるダミー窓の縫製を施しています。近距離で見ない限り、ただのボクサーパンツにしか見えない構造です。

ローライズ型

背部や腹部の股上の浅さは、オムツっぽさを極力低減させるために敢えてローライズ型を意識した設計となっています。1点、臭い漏れの観点においては、座り姿勢の際にお尻がハミ出る感覚があり心配されるかと思いますが、腰ゴムが肌に触れていれば、生地にも臭気が触れますので問題ない範囲だとお考え下さい。

OMAPANの特殊構造

股部分断面図
股部分断面図

適正機関の消臭性検査をクリア

汗や加齢臭とは違い独特のニオイ成分を持つうんち臭。この独特のニオイ成分こそが、拡散性高く広範囲に便漏れが気付かれる主因です。
臭気の定義は、SEKマーク繊維製品認証基準で5大排泄臭(アンモニア、酢酸、メチルメルカプタン、硫化水素、インドール)として定義されていますが、これらの臭気成分は、汗臭や加齢臭対策用生地では対抗ができず、当然に消臭性能も発揮されません。
そこでOMAPANでは、これら5大排泄臭を標的に、臭気の通過時に消臭効果を発揮する生地の開発に向け、原料選定~調合段階まで専門家のアドバアイスを受け、数々の試行錯誤の結果、独自生地の開発に成功しました。エビデンスとなる消臭性試験でも、全5項目の洗濯10回後テスト(一般的試験回数)で合格基準に到達、OMAPAN生地の防臭性能は科学的に証明されていますのでご安心下さい。
また、生地の実力以前に、そもそもOMAPANの1~4層目の生地層だけでも臭気が物理的に外部へ漏れにくく、更に漏れ出た臭いを5層目でキャッチする万全の臭い対策構造となっています。
ただし、排泄臭は個人の体質や食事の影響により、5大排泄臭以外の臭気成分も混在します。それゆえ、全ての排泄臭を完全に封鎖とは言い切れませんが、相当な排泄臭までは軽減できる構造だとお考え下さい。

消臭性検査詳細

JTETC法に基づく方法での消臭性試験データ。方法は、アンモニア・酢酸・硫化水素・メチルメルカプタンは、使用機器:パーミェーター、使用容器:5Lサンプリングパック、ガス投入量:3L、試料サイズ:100cm²(目付100g/m²未満のものは1g)、初発濃度:アンモニア:100ppm、硫化水素:4ppm 酢酸:30ppm、メチルメルカプタン: 8ppm、放置時間:2時間放置後、検知管にて測定。インドールは、使用機器:GC、使用容器:500mL三角フラスコ、試料サイズ:50cm²(目付け50g/㎡未満のものは0.5g)、初発濃度インドール約33ppm、放置時間:2時間放置後(撹拌なし)GCにて分析。

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